女子ラクロス選手のための基礎体幹トレーニング
いよいよ7月12日より、ロンドンで女子W杯が開幕。
僕が所属する青山学院大学女子ラクロス部からは
岩田麻衣子さんがゴーリーとして
柴田さん(しゅんさん)がアシスタントコーチとして選ばれ、日本代表選手とともに戦います。
残念ながら青学からW杯に出場する選手はいませんが、7月26日から開催されるワールドゲームスに1名選出されました。
大学生ながら、日本代表メンバーに選出されるのは凄いこと。
ワールドゲームスで、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
さて、2017年も下半期を迎え、学生リーグがスタートします。
大学女子ラクロスのリーグ及び、全日本ラクロス大学選手権大会までのシーズンは、8月〜12月。
2017年の学生日本一を決める決勝は、11月26日(日)に駒沢オリンピック公園で開催予定です。
詳細はこちら→Road to the Top of JAPAN 2017~日本一への道~
シーズン開幕も間近ということで
ラクロス選手に必要な基礎トレーニングをご紹介していきます。
今回は最近どのチームでも取り入れられるようになった「体幹トレーニング」
上半身と下半身の動きを繋ぎ、力の発揮を高める体幹の基礎トレーニングをお伝えします。
体幹力強化のトレーニング
1.フロントブリッジ
【やり方とポイント】
①肩肩の真下に肘が来るようにして、体を持ち上げます。
②頭から足まで一直線になるように保ちます。
③お尻の位置が変わらないように気をつけましょう。
④腰が反らないように注意しながら、頭からおへそまでを一直線に保つのがポイント。
⑤お腹の真ん中に力が入っているのを感じたら、この姿勢を15秒キープしましょう。
2.サイドブリッジ
【やり方とポイント】
①膝を90度曲げた姿勢で、横向きに寝ます。
②下側の肘と膝の外側で、身体を支え、持ち上げます。
③股関節よりも膝が前に出ないように、上側の脚を持ち上げましょう。
④腰が反らないように注意しながら、頭からおへそまでを一直線に保つのがポイント。
⑤両方のお尻の上部に力が入っているのを感じたら、この姿勢を15秒キープしましょう。
3.バックブリッジ
【やり方とポイント】
①仰向けに寝た姿勢からヒザを立て、ヒザからかかとのラインが床と垂直になるようにします。
②つま先を床から離し、かかとで床を押しながら、尾骨(しっぽ)側からお尻を上げていきます。
③腰を反らないように注意しながら、お尻が最大限に締まるところまで上げるのがポイント。
④お尻全体に力が入っているのを感じたら、この動きを15秒キープしましょう。
まとめ
今回は力の発揮を高める、体幹の基礎トレーニングをお伝えしました。
練習前後で体幹トレーニングを実施するチームが多くありますが、腰部に負担がかかるフォームで実施している選手を多く見拝見します。
体幹トレーニングは
・体幹(コア)全体に刺激が入る姿勢で行うこと
・徐々に強度を高めていくこと
がポイントです。
体幹を強化するためのトレーニングで腰部を痛めることのないよう、自分に合った強度と姿勢でトレーニングを実施して行きましょう!