Q1:ハワイ大学解剖実習に参加されてみていかがでしたか?

1番感じたのは、実際に見ることができて、点と点が線になったというふうに思っています。
その理由が3つあって、まず1つ目は、今までの解剖学関連の勉強でいうと、 テキストで見たり、学生が実際に解剖をやっているところを見たり、もしくは解剖されているところを見ることしかやってこなかったんですが、実際に自分の手を動かして解剖してみることができたというのが1つ。

そして2つ目に、(通訳の方が)日本人の解剖を専門とする方々だったので、聞けばすぐ答えていただけたりとか、難しいことも簡単にわかりやすく説明してくださったのが、非常にイメージに繋がりました。

そして最後に3つ目は、今まではほとんどの解剖でいうと、体の後面しか見て来なかったんですけど、今回はほぼ全身で、上半身、下半身、それから前後ということで全部、自分たちの手でメンバーたちと一緒に解剖することができて、これが全体のつながりとか、今まで点でしかわかっていなかった知識とかが線ででリアルにわかったので、すごくこれからの活動に活きるんじゃないかなと思います。

Q2:今回の解剖実習をどのように活かす予定ですか?

大きく2つあって、1つは私が今大学の教員として学生に伝えているので、実際に見たものとしてリアルな話とか、それから授業で「こういうことだったよ」とか、「見たらこういう風になってたよ」とかっていうことも、しっかり伝えていきたいです。
また、トレーナー活動もしていますので、そこで選手の身体を見たときに、透けて見えるように、自分の中でもっと復習して、そして活かしていきたいと思います。

Q3:この動画を見ている方にメッセージをお願いします。

ハワイ大学の解剖実習に来てみて感じるのは、ハワイだと比較的日本から近くて、7〜8時間で来ることができるので来やすいです。
また宿舎とかホテルの周囲でも、日本人が観光だったりとか、生活しやすい環境が整った中で安心して参加することができるので、もし解剖実習に興味のある方がいれば、参加しやすい「ハワイ」という、日本から比較的近い環境と、あと暖かい、そして日本語で解剖実習ができるので、大変いいのではないかと思います。

ハワイ大学解剖実習の詳細

ハワイ大学解剖実習